最高に楽しかった思い出の体育祭

私は中学高校と六年間一貫教育の女子校に通っていました。
学校のイベントはどれも好きだったのですが、とくに私の学校で盛り上がるのは体育祭でした。
体育祭では、六学年を三つに分け、三チームで優勝を争います。

男子のいない学校の体育祭はそれはそれは激しく、気合の入れようもすごかったです。
優勝したいのももちろんですが、伝統のダンスというものがあり、それがまたとても盛り上がりました。
さらに、高校三年生のダンスは特別でした。
この体育祭が終わると各自受験勉強でイベントも少なくなる時期であり、六年間の学校生活の集大成ともみられる大切な行事でした。

ダンスは体育の先生ではなく、有志の生徒が主導で指導しました。
通常の体育の授業だけでなく、優しい先生に頼み込んで英語の授業を体育に変えたり、とにかくみんなが盛り上がって準備をしました。
よく有志生徒が言っていたのは、「もうこれでみんなでできることは最後なんだよ?みんなで一体にならないと。協調性をもってやってよ。」とのことでした。
受験勉強の最中に体育の授業を週7時間以上行うことに対して、誰かから文句がでてもおかしくない状況であっても、誰も文句を言うことはありませんでした。
六年間の学校生活が終わってしまう寂しさをみんなが気が付かないようにしている感じでした。

実際の本番は大成功を収めました。
しかし、みんなダンスのスタンバイ時から涙が止まらず、大泣きしながらダンスを踊りました。今
でもあんなにみんなで一体になって何かをした思い出はありません。
たかが体育祭のダンスですが、私にとっては一生の思い出になっています。

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