アパレル時代の洋服の買い方

私は以前アパレル業界で販売をしていました。
販売をしている人ならばわかると思うのですが、よほど待遇の良い会社でない限り、自分でお店で着るお洋服を買います。
私のブランドは着ている服が完売したらもう店頭で着ることはできませんでした。

かつ、自分が欲しいと思っても、店長が似合わないと判断したらそのお洋服を買うことはできません。
そして、自分が趣味でない服であっても、店の戦略として売りたい服の場合、買わなくてはいけないこともあります。
販売をしていたころ、いったい月にいくらほど買っていたのかと思うとたまに恐ろしくなります。
ちょうど自分の趣味と合っているブランドだったので、新作が入るたびにどんどん買って帰ってしまっていました。
お給料の中のかなりの金額を自己投資したと思います。
それは店での立場が上がるにつれ、さらにヒートアップしてしまいました。
反対する上の人が少なくなってくるので、自分の欲求のままに買い物をしていました。
お店のスタッフ同士でカード請求とお給料が同じくらいだったという怖い話もよく聞きました。
今思えば買いすぎだったのですが、当時はこれも仕事のうちだから、という言い訳をよく使っていたと思います。

今はそのお洋服の約半分を古着屋さんに売りました。
私も結婚し、子供が生まれたので収納スペースに限りがでてきてしまったのです。
もったいないと思いつつ、自分の体型や趣味も変わってくるのでずっと着れるお洋服は実はそんなに多くありませんでした。
それでも、人生であんなにも欲求のまま買い物ができたのは本当にいい経験だったなとしみじみ思います

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