みんなのチームプレイ
私は野球がすきだ。サッカーなども見るが、やはり野球が一番楽しい。
自分が昔ソフトボールをやっていたから余計に好きなのだろう。
入ろうと思った理由は勧誘してきた先輩が可愛い人ばかりだったからとい単純な理由。
ただ先輩たちは、夏で引退してしまう。
面白い部活で、私が入学した時には二年生がいなくて三年生の先輩が9人というギリギリの状態だった。
私はキャプテンで守備位置はサード、第二ピッチャー、クリーンナップの一人だった。
バッティングも得意で、球も一番早かった、またバッティングも力強かった。
しかし致命的なのが、球を取るのが怖かった。
ついつい球を避けてしまって散々怒られたのを覚えている。
わたしはスポーツの中でも野球が「みんな」でやるものだとと思う。
特に試合のときには先生もみんなも一体化する。
部員が20人程いると、やはり派閥だったり仲違いすることもある。ったく
しかし試合となると自然とみんなで応援し励ましながら頑張れる。
たくさんの人の協力があったからなのだと、大人になってから気付いた。
どんなに寒い日も暑い日も、来てくれていた。
冬場などはホッカイロ、夏場はアイスなども用意してくれて、ろくにお礼も言わずに喜んでいた記憶がある。
私たちの部活は顧問の先生が来てくれず、話をししても相手にされなかった。
そうすると試合も組めず、先輩が引退してからは何をしたらいいのか分からなかった。
そのかわりに他の先生が顧問になってくれた。
その先生ににとってはボランティアで、それでも休日もいつも熱心に指導してくれた。
ソフトボールは未経験で一生懸命練習や勉強をしてくれたようだ。
当時は気付かなかったありがたみを今更感じる。
負けるのは確かに悔しい。
でも勝ち負けよりも、全力を出し切った達成感は気持ちいい。
大人になると学生時代みたいに好きな時に運動ができなくなる。
あの頃が懐かしくて今でも思い出す。
久しぶりに先生にも会いたいし、お礼も言いたい。